初心者でも使いやすい、ブログのアクセスアップツールといえば「Another HTML-lint gateway」ではないでしょうか。HTMLの文法について、あまり自信が持てないと話す人も少なくありません。多少間違えがあっても実装されてしまうこともありますし、ちょっとした間違えがあると動かなくなってしまうなど難しいものです。HTMLの文法を見直すためにもAnother HTML-lint gatewayを使いこなしましょう。
目次
Another HTML-lint gatewayとは
ブログのアクセスアップに欠かせないAnother HTML-lint gatewayは、HTMLの文法を確認し結果を点数にて表示してくれるツールです。オンラインで使えること、ダウンロードしてローカル環境でも使用できるので、使う場所を選びません。確認できる項目も多いこと、デフォルト以外にも自分で追加してカスタマイズすることもできます。実際にサイトを見てもシンプルなものですし、Googleから提供しているものではありません。 Another HTML-lint gatewayでエラーが出てしまったときも「重要度」にて、段階的な数値が表示されます。そのため、多少のエラーであれば修正しないこともありますし、重要な部分であれば早く修正対応し改善する必要があります。エラー表示には解説もついてくるのでHTMLの文法でどこを間違えているのかがわかるようになっています。 調べられるのはHTMLの文法のみになりますが、正しい文法を知るきっかけにもなるので、勉強にもなると思います。Another HTML-lint gatewayを通してHTMLの正しい文法を覚えて、サイトに活かしていけるようにしましょう。Another HTML-lint gatewayは記述の内容についての評価はしていません。
Another HTML-lint gatewayでできること
Another HTML-lint gatewayのサイトを見てもらうとわかるようにチェック項目が多く、さまざまな確認ができるシンプルながら便利なツールです。ちなみにプラグインとして取り組むこともできるので、サイト上では使いにくいと思っている人は、プラグインとしての選択肢もOKです。サイトにするかプラグインにするかは、使いやすいほうを選びましょう。 Another HTML-lint gatewayでできることを紹介していきます。 ・HTMLの文法や文章構造の確認 ・タグの細かい抜けがないか ・タグの後ろにあるスラッシュ不足 ・アクセシビリティで不足している部分の私的 ・inlline要素 他にもいろいろな機能を見直せます。Another HTML-lint gatewayのチェックは他のツールと比較してもかなり厳しめです。ある程度HTMLに慣れている人でも、十分に指摘が入ることがあります。なかには修正を何度も繰り返す人もいるようです。ここでエラーがでない場合は、HTMLの文法も含め、まず問題はないということ。自信をもっていいと思います。 結果は、点数にて表現され「よくできました」「たいへんよくできました」などのハンコのようなものを押されます。ここだけちょっとアナログ式なのが面白い点です。
ブログのアクセスアップのために覚えておきたい!HTMLの文法で間違えが多い部分
HTMLの文法ミスは、自分ではなかなか気づけないものです。Another HTML-lint gatewayのようなツールで確認するのはもちろん大切ですが、具体的にどんな間違えが多いのかも把握しておきたいところです。 最も多いのは「開始タグ」と「閉じタグ」がセットになっていないミスです。何度も書き直しをしているうちに、閉じタグを忘れてしまうことが少なくありません。その結果、サイトのデザインが崩れてしまいます。 でもその原因がどこにあるのかわからないので、ツールを使って確認しないと途方に暮れてしまうことも…。閉じタグをきちんとできているか、確認しておくようにしましょう。他にも、初歩的なものですがスペルが間違えていて、HTMLの文法が崩れていることもあります。何度も見直す習慣をつけておき、ミスしたまま公開することのないようにしましょう。
Another HTML-lint gatewayの使い方
Another HTML-lint gatewayについては、少し情報は少ないこともあり具体的な使い方がわかりにくい人もいると思います。ツールとしては比較的歴史があります。使い方のポイントについて、紹介します。 1.ゲートウェイサービスにアクセスする 2.入力フォームにURLもしくは文章を入れる 3.出力する漢字コードを選択します 4.必要に応じてチェック項目にマークをいれます 5.「チェック」を押します。内容を間違えてしまったときは「リセット」です。 インストールも必要なく、気軽に利用が始められるのがAnother HTML-lint gatewayの特徴です。ネットに公開されているサイトを調べるときはこの使い方でも十分です。ただし、企業のサイトで公開前にネットに情報が流れるのを避けたいと思う人もいます。その場合は、ローカルマシンを使う、イントラネットでの起動などを使うようにしましょう。
Another HTML-lint gatewayを使うときの注意点
Another HTML-lint gatewayを使ううえで覚えておきたい注意点をまとめました。 これからAnother HTML-lint gatewayを使う人は参考にしてください。
簡易ゲートウェイと2種類ある
Another HTML-lint gatewayは、どの程度の機能を使いたいのかによっても変わりますが、簡易的に使えるものもあります。基本的な設定のみになり、HTMLのみ軽くなります。チェック方式自体は変わらないので、調べたい内容に合わせて使い分けてみるといいかもしれません。細かなオプションを設定したいときは通常のAnother HTML-lint gatewayを選ぶようにしましょう。冒頭の文章で、簡易版と通常版の切り替えができるので簡単です。簡易版は長いチェックがないので、スピーディーに調べたいときに向いています。
あくまでも文法のみを調べられる
Another HTML-lint gatewayは文法のみの採点です。そのため、HTMLの内容や文章の内容については対象外になります。なかには「本当にこれでいいの?」と疑問に思う事もあるかもしれません。その場合は、サイトにある「結果の解説」を読むようにしましょう。 エラーとして表記されるものの多くは、文法が間違えている、HTMLとして正しくない、推奨されていないもの、経験的、宗教的によくないものなどが考えられます。エラー項目だけを読んでも「なるほど」と思えるものが多いので、一読してみると面白いです。
ダウンロード版は自己責任
Another HTML-lint gatewayの公式サイトよりダウンロードができます。ローカル環境でチェックしたいと考えている人は、ダウンロードのページ‘(http://www.um.u-tokyo.ac.jp/AnotherHTML-Lint/download.html)を参照します。このダウンロードにおける責任はすべて自分になりますので、くれぐれも注意してください。 ・対応していないタグもある Another HTML-lint gatewayは少し古めのサービスになるので、対応していないタグもあります。例えばHTML5やOGPタグなどはAnother HTML-lint gatewayの対象外になります。そのため、必ずしもこの機能が使えるわけではない注意点があります。どちらというと、ヒューマンエラーのほうが見つけやすいので、対象外のものもあると覚えておきましょう。
まとめ
ブログのアクセスアップツールのなかでもAnother HTML-lint gatewayは、HTMLの乱れを教えてくれる便利なものです。HTMLにちょっと自信がない…、サイトをいじっているうちにわからなくなってしまったときにも使えます。 間違えている点を指摘してくれる分、どこを修正したらいいのかが明確にわかります。視覚的にも伝えてくれますし、細かなチェック項目で調整していけるので、確認したい項目を調べるようにしていきましょう。Another HTML-lint gatewayを使ってサイト全体のHTMLを見直す、いいきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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