五輪後の不景気を危惧していた(当時の世論調査)

 

1964年の東京オリンピックの期間中(10月19日~21日)に東京都23区を対象に「東京オリンピックにたいする意見と行動調査(期間中)」を実施している。その中でのアンケートに対する回答は以下の通りだった。

 

Q:オリンピックが終わったらどうなるかという不安を感じたことがありますか。

 不安を感じたことがある 70.0%

 不安を感じたことはない 27.9

 その他 2.1%

 

Q:オリンピック後は、不景気になると思いますか。

 思う 49.4%

 思わない 30.5%

 分からない 19.4%

 その他 0.6%

 

また、出典の著書の中で以下の分析が加えられている。

(前略)

“こうした異常な熱狂の背後には、オリンピックの進行をつき離してみる冷たい眼が、人びとのなかにはあった。人びとはたしかに情動の次元では、オリンピックの熱っぽい雰囲気のなかに入り込み”(中略)“没頭したといえる。しかし、行動の次元においても同様に人々はオリンピックに参加したわけでは無い。”

(後略)

 

出典

日本放送協会放送世論調査所1967 「東京オリンピック」

 第3章オリンピックムードの展開 第3節 人びとの参加

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投稿者:一般国民
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