経済効果の認識はイマイチだった(当時の世論調査)

 

1964年の東京オリンピックの終了後(12月12日~19日)に東京都23区を対象に「東京オリンピックにたいする意見と行動調査(事後)」を実施している。その中でのアンケートに対する回答は以下の通りだった。

 

Q:オリンピックは景気を維持するのに大変役に立ってきた。

 そうだ 31.7%

 そうではない 59.2%

 どちらとも言えない・その他 9.1

 

Q:オリンピックは物価を上昇させた。

 そうだ 57.2%

 そうではない 36.5%

 どちらとも言えない・その他 6.3%

 

と、東京オリンピックにおける経済効果については認識が浅いものの、その一方で、

 

Q:オリンピックは国土の開発と建設を促進させるのに役に立った。

 そうだ 77.3%

 そうではない 17.7%

 どちらとも言えない・その他 5.0%

 

Q:オリンピックには大変な費用がかかったので、いろいろな点で国民に負担をかけ犠牲を払わせた。

 そうだ 50.3%

 そうではない 44.9%

 どちらとも言えない・その他 4.8%

 

と、東京オリンピックに伴う経済効果と費用負担のメリット・デメリットを冷静に受け止めている事が伺える。

 

出典

日本放送協会放送世論調査所1967 「東京オリンピック」

 資料A-5 東京オリンピックにたいする意見と行動調査(事後) 217~219頁

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投稿者:一般国民
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