【まとめ】材料のボルトが足りない問題

概要


2020年東京オリンピックの大型開発の建設ラッシュに伴って、工事に用いる材料の「」が不足し、オリンピック関連施設工事や他の無関係の工事に大きく影響を与えている問題である。

 


 

別名「ハイテンションボルト」。

主に鉄骨建築物に利用されるボルトであり、接合部に用いる。

が無ければ、鉄骨造の建物は組み上がらない。

 

不足の原因


元々、国内でも製造メーカーが限られていた中、2008年のリーマン・ショックにより需要が激減

製造メーカーの撤退や再編が進み国内の生産能力は縮小している中、オリンピックの開催という工期が限定されている状況の中で特需が発生したことが主な原因となっている。

 

もう一つの背景


建設業界の人手不足も背景にある。

鉄筋コンクリート造の建物を建設するには、コンクリートを流し込むための型枠を作る職人が必要。

しかし、近年の人手不足の情勢によりその職人が不在となり、コンクリートを鉄筋で補強した構造材を使う鉄筋コンクリート造から、鉄骨造に変えて工期短縮を図るケースが増え来た。

ところが鉄骨造にすると、今度はが必要になり需要が更に高まる結果となってしまった。

詳しくはここで。

 

影響


材料価格の高騰=建設費が上がる。

納期が通常の4倍に当たる平均約6カ月となった。

オリンピックに関係のない鉄骨造の工事の延期や中止が発生。

事態は進み、全国の工事9割以上が工期に影響することに。

 

対策


は建設業界とメーカーの団体に対し、余分な工事発注を抑える事と、受注へは計画的な対応を要請した。

 

 

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投稿者:一般国民
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