準備が間に合わないと言われてた(当時の社説と世論)

 

新聞社の記事において、以下のような開催における準備について危惧されていた。

 

”資金をはじめ、競技施設、選手村、それに関連する道路計画など、どれ1つをみても、これでオリンピックが無事にやれるのだろうかという不安が絶えない。一部には返上論さえ起こっている。”(中略)“我々の求めるのは、このような(必要最小限のものに限定した)こじんまりとして恥ずかしくないオリンピックと、国民全体の協力態勢なのである。”

朝日新聞 1961年8月25日 「東京オリンピックを憂う」
読売新聞 1961年7月27日 「五輪に間に合わぬ?」(同様の言説だった)

 

昭和37年10月(東京オリンピック開催のおよそ2年前)に総理府内閣総理大臣官房広報室が「オリンピック東京大会に関する世論調査Ⅰ」を実施している。その中でのアンケートに対する回答は以下の通りだった。

 

Q:あなたは、東京オリンピックの準備の現状から見て、この調子でいけば立派にやれるだろうと思いますか?

 (東京での調査結果)

 立派にやれると思う 9.9%

 心配だと思う 73.3%

 分からない 14.7%

 

出典

(1)青弓社 「一九六四年東京オリンピックは何を生んだのか」 石坂友司/松林秀樹

(2)日本放送協会放送世論調査所1967 「東京オリンピック」

  第2章 にもかかわらずの論理 第1節 低調なムード

記事元

URL

Archive  

アバター

投稿者:一般国民
記事数:172

コメントをどうぞ